Change Stationery, Change Life
～文具から人生をときめかせる～

「働く仲間と一緒に、
見る景色を変えてゆく」

大学時代、私はバックパッカーとしてアフリカやインド、中東など世界中を旅していました。夏冬の休みになれば格安航空券でとりあえず旅にでる。計画は行ってから考える。そんな旅をしていました。インターネットもない時代でしたから、現地で無理やりでもコミュニケーションしなければ何も始まらない。リビアで獣医さんの手術に立ち会ったり、ウズベキスタンの夜行列車でナイフで脅されたり、イエメンでなぜか大金をもらったり、思いがけない体験を沢山する機会がありました。

会社員として海外赴任したときも、働き方や人生観、家庭のあり方など、私のそれまでの常識とは異なる生き方を、ごく自然に、している人たちとたくさん出会いました。そこで、私はハタと気づいたんです。大事なことは、「正解の選択肢を選ぶ」のではなく、「自分で選んだものを正解にする」ことがなんだなと。与えられた正解ではなく、自分で決める正解です。

では、私たちは何を正解にしていくのだろうか？会社って何をするのが正解なんだろう？私も悩みました。お金のため？会社の規模？お客様の喜び？与えられた正解はありますが、私たちが選びたい、正解にしたい選択肢とは何か。それを言葉にすると何か？　それが、「働く仲間と一緒に、見る景色を変えてゆく」ということ。

見る景色を変える——それは単に企業を拡大することではありません。人口も環境も制約が出てきている時代に、単に利益と規模拡大だけを追うことはそもそも継続可能ではないでしょう。でも、仕事を通じてサービスの質を上げたり、コミュニケーションを深めたり、次の課題に挑戦したりして、知らない世界を知る。それってワクワクしませんか？
ふと振り返ったときに、「いつの間にか見ている景色が変わったね」って感じられたら素敵ですよね。「自分たちでもこんなことができるんだ！」って驚きと喜びを皆で共有したいんです。

これは私のエゴかもしれません。でも、その驚きと喜びを共有することこそが、私にとっての働く幸せなんです。

アサヒ商会は文具屋からスタートして、事業を増やしたり減らしたりしながらやってきました。全国展開に挑戦して失敗したこともあるし、小さな成功もたくさん積み重ねてきました。

その結果、文具の店舗事業に加えて、オフィスの空間づくり、ITインフラの構築、デジタル化のコンサルティングや人材教育、オフィス家具のリサイクル、内装工事など、事業の幅を広げています。これからも地域の市場に合わせて、多角化と新規事業に挑戦していきます。

事業ごとにミッションやビジョンは違うけれど、変わらないのは「ビジネスを通じて、見る景色を変えていく経験をする」という理念。

だから、一緒に働くみんなと、見る景色を変えるチャレンジをしたいと思っています。そし事業をつくり経営者になるくらいの勢いで、新しい事業に挑戦して、ワクワクの未来を一緒に作っていきましょう。